2016年04月15日

第11話「支部列伝その2 関西支部〜since1994~」

 沖縄県外に初めてできた支部が「関西支部」でした。現在は「兵庫支部」と名前を変えましたが、関西支部初代支部長の仲村仁さんは多くのイベントに参加するとともに、その後東京支部や徳島支部が結成されると積極的に演技指導に行ってくれていました。当時、関西支部のメンバーの中には練習場まで電車で2時間もかけて奈良から通う中学生の女の子が二人いました。この二人の女子中学生こそが後に奈良支部を立ち上げた“前田仁那”と“小林美佐”です。関西支部結成にご尽力されたのが関西琉舞研究所を主宰する“仲村米子”先生です。仲村先生が開催された尼崎のアルカイックホールでの琉球舞踊の公演に祭り太鼓が出演したことがきっかけで関西支部が結成されました。

 関西支部結成から22年後の現在、祭り太鼓は九州から北海道まで34都道府県、そして海外には6か国に支部が結成されています。ひとつの出会い、ひとつの言葉が大きく人生を変えることがあります。私の恩師である山内徳信先生が熱く語っておられた「万国津梁」の四文字、沖縄は世界地図の中で見るとほんの米つぶほどの島だが、心意気は「世界の架け橋」である、の言葉に私は感動し、そしてその言葉が琉球國祭り太鼓の世界への広がりを実現させました。泡瀬の青年達が打ち響かせたエイサー太鼓の響きは沖縄から世界へと広がっていったのです。
posted by ryukyukoku at 17:05| 第1話〜